自然消滅という形で別れたけど、やっぱり金銭的につらい!
今からでも養育費の取り決めが出来る?
私は事実婚状態の時から生活費すら入ってこず、全て私の収入で生活をしていました。
家賃、光熱費、食費、保育料など、、、それに合わせて奨学金の返済もあります。
今までは何とか生活が出来ていましたが、貯金できる金額はごくわずか。
シングルマザーとなってからは今住んでいる地域に身寄りがおらず、
仕事ばかりで子供のことを一番に考えてあげられていませんでした。
そんな中、あることがきっかけで子供の本心を聞くことができ、
この度実家近くへ引っ越す決意をしました。
しかし、実家の方が今住んでいる地域よりも家賃相場が高く。
転職先もまだ決めていませんが、子供のことを考えパートを希望したいと思っています。
そうなると必然的に今よりも収入ダウン。
家賃が確実に上がるので生活が出来るかが心配で。
そんな理由もあり、この度自分なりに養育費について調べ、実行にうつしてみました。
現在進行形ですが、記録に残したいと思います。
(結論はまだ出ていませんが、私の経験が誰かの役に立てば幸いです。)
【下準備①】毎月発生している収支の把握
まずは養育費の金額を決めるための下準備として、
ひと月にかかっている生活費を見える化にしました。
収支を管理し、具体的な数字を把握することで現在の状況をきっちり把握していきます。
始めに、家賃、光熱費、保険料などの毎月の固定費を書き出しました。
そのあとに生活をしていく上で必要な食費、日用品費、ガソリン代の予算額を決め書き出します。
これらの費用が月々どのくらいかかっているのか把握が出来ると
この後の養育費の金額をより具体的に考えることが出来ます。
そして収入面。
毎月の給与のみを算出し収支の計算を行います。
給与以外の収入(児童手当や児童扶養手当など)は今回の計算からは外しました。
なぜかというと、後々発生するであろう特別費として残しておきたいからです。
例えば、小学校入園前のランドセルや制服、修学旅行や急な冠婚葬祭など、
毎月の生活費とは別で発生する分として貯蓄しておきます。
因みに私はなるべく現金預金は少な目にし、株式投資へ費用を回すようにしています。
急にお金が必要になった時に無いなんて恥ずかしい!
そんなことが起きないように準備しています。
ここまで出来たら、ひと月の生活での現状が分かりました。
この生活費の把握は、養育費の金額決定の参考となります。
この後相手に要望を伝える時に、具体的な根拠として自分たちの生活費の状況を示すことで、
相手に納得感を与えることが出来るかもしれません。
また本当に生活をしていけるのか不安に感じていてる人も、
具体的な金額を把握し計算することで、別居や離婚の行動に移すきっかけになるかもしれません。
毎月かかっている費用が分かった!けど、この後はどうするの?
【下準備②】養育費の金額相場の把握
この後は今の状態で算定される養育費の基準金額はいくらか、
また私自身が譲れない養育費の金額ラインが適正かどうかの確認していきました。
養育費の話し合いでは、裁判所が掲載している算定表を目安に考えることが多いと思われます。
この算定表には、子供の年齢や収入などの要素が考慮されており、
公平な判断基準となっていますよ。
気になる方はこちらを。https://www.courts.go.jp/toukei_siryou/siryo/H30shihou_houkoku/index.html
それぞれの年収や子供の人数によって金額が変わるため、
ご自身の該当するものを確認してくださいね。
私は相手の年収が高く、6~8万円に該当。
相手側の年収は過去に課税証明書を見たことがあるのでその金額で当てはめました。
【下準備③】養育費以外の条件を書き出す
最後に、相手へ養育費の請求をする前に事前に自分の中で決めておいた方が良いことがあります。
実際私が事前に決めた点は主に5点。
①支払い開始日から終了日
②振込先口座の指定
③毎月の振込期日
④振込手数料は相手持ち
⑤面会交流の頻度
この内容を自分で書面に残し、合意書を作成しました。
他の方は強制執行が出来る公正証書を作成している人が多いかと思いますが、
その場合2人揃って構成役場へ出向かなければいけません。
私はどうしても会いたくなかったのと、言ったところで来ないな、
と諦めモードだったため、自分で作成し相手へ署名捺印を求めることにしました。
ただ、他の人も言っていますが、公正証書の作成は出来るのであればした方が良いです。
何年も続く養育費の支払いですが、実際取り決めをしても支払われないケースが多いです。
厚生労働省のHPに養育費受給について、
母子家庭1,079,213人へのアンケート結果が掲載されていました。
その中で養育費を1回も受給していない人の割合は56.9%。
私もそちらの方になりますが、結構多いですよね。驚きです。
また養育費を受けたことのある割合は42.3%。
その中で、現在も継続して受給している割合は28.1%となっていました。
別れる選択をしたということは、大多数の方が
相手への信用、信頼も無くしているのかなと思われます。
私もそうです。
支払いが滞ることを事前に予測して、公正証書を作成するのが1番安心出来ますので、
時間的にも、金銭的にも取り組める方はぜひ作成してください。
私みたいに理由があり公正証書の作成を躊躇される方は
せめて書面に残し、署名捺印を貰うようにしましょう。
父親の責任は果たして欲しいよね。
決めごとはきっちり書面に残すようにしよう。
【実行①】相手へ養育費請求のため連絡をとる
ここまで来たらようやく本人へ請求の連絡をしていきます。
どうやって連絡をとろう?
もう何年も連絡してないしな、、、
ここでふと「どうやって連絡を取れば良いのか」と、悩んでしまいました。
あまりにも連絡を取らなくなってから月日が経っているため、妙に緊張してしまいます。
連絡の取り方について他の方の経験談を調べると、下記の2パターンが多かったです。
①対面で話す
②メッセージでやり取り
私は ”②メッセージでやり取り” を選択しました。
養育費の金額を決めるためには、どうしても相手と連絡を取らなければいけません。
気が乗りませんが、合意に向けたコミュニケーションを図っていくよう心掛けました。
大切なのは感情を押し殺して、冷静に淡々とやり取りをすることだと思っています。
そして何か言われたら、相手に対して具体的な根拠や理由を提示し
相手の理解を得るように心掛けることです。
メッセージ内容は単刀直入に下記3点を送りました。
①養育費が欲しいこと
②こちらの考えている金額
③こちらの考えている支払い年数
そして相手がどう返信をしてくるのか、リアクションを待ちました。
とりあえず、今回はここまで。
続きはまた後日お伝えします。
私が実際に行った養育費の請求、取り決めまでの全容第一弾です。
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